中年になった今だからわかった!やっててよかったスキンケアとやらなきゃよかったスキンケア・ニキビ跡ケア

多くの人は、きれいな肌のまま歳を重ねたいと思うからこそ、面倒でも若いころからスキンケアをするものです。
BUT スキンケアはやればやっただけきれいになれるというわけではなく、やり方を間違えてしまうと逆効果になってしまうこともあります。
今回は、20代前半からコツコツ積み重ねてきたスキンケアの結果が、ぼちぼちでてくる中年になった今だからこそわかった「やっててよかったスキンケア」と「やらなきゃよかったスキンケア」についてお話しします。
やっててよかったスキンケアは「日焼け止め対策」
きれいな肌をキープするために、早い人は10代からさまざまなスキンケアを始めます。
一般的なスキンケアは、洗顔後と入浴後の化粧水と乳液によるケアですが、20代に入り収入が得られるようになると、美容液やクリームをプラスして、スキンケアを楽しめるようになるでしょう。
化粧水と乳液によるスキンケアよりも早く始めるケアは、日焼け止め対策ではないでしょうか。
日焼けはいいこと?
現在、中年といわれる年代の人が子どものころは「日焼けはいいこと」と言われていました。
夏休みが終わると、肌が焼けている子は元気な子で、白いままの子は家にこもっていた子と思われてしまったものです。
BUT 紫外線に対する研究が進むうちに、日焼けは悪者に変わっていきました。
ドラッグストアで日焼けグッズと言えば、日焼けをするためのオイルが並んでいたはずなのに、日焼けオイルは姿を消し、日焼け止めクリームがたくさん並ぶようになったのです。
当初は、日焼け止めクリームを使う目的は美容目的のほうが強い傾向がありました。
白肌は七難隠す
「白肌は七難隠す」という言葉があるように、白い肌はきれいに見えるということで、日焼け対策をする女性が増えたのです。
BUT 日焼け対策の効果は、すぐに感じることができません。
日焼け対策をしても、急激に肌が白くなることはなく、できてしまったシミがとれることもありません。
そのため、日焼け対策をするモチベーションが続かずに、断念していく人も多かったのです。
しかし中には、日焼け止め対策が習慣化してしまい、外に出るときには長袖と帽子に日傘まで刺している人もいました。
今にしてみれば、日焼け止め対策は、習慣化することが大切だったのです。
習慣化できた人たちは、数年後に努力が実ったでしょう。
日焼け止め対策は、早く始めれば始めるほどいいのです。なぜならば、人間は生涯に浴びる紫外線の多くを子ども時代に浴びるといいます。
中年になり、シミやしわができてしまってからさまざまな対策を講じるよりも、子どものころから日焼け止め対策を習慣化しておいたほうが、よほど楽にきれいな肌を手に入れることができるのではないでしょうか。
やらなきゃよかったスキンケアは「毛穴パックによる毛穴ケア」
スキンケアには、ブームがあります。
スクラブ配合の洗顔クリームで角質を落とすブームがあれば、毛穴に詰まった角栓を抜くブームもありました。
毛穴に詰まった角栓
中BUT 毛穴に詰まった角栓を抜くブームは、取り除いた角栓が目に見えたため、「しっかりスキンケアをしている」という実感を得ることができました。
鼻の周囲にパックを貼りつけて、ベリベリとはがすと、面白いように角栓が取れたものです。
1袋が数百円で買うことができたため、女子高校生の中では毛穴パックを毎日の習慣にしている人もいました。
BUT 毛穴に詰まった角栓を強制的に引っこ抜けば、そこには穴が残ります。
新陳代謝が激しい若い人は、すぐに毛穴がふさがったかもしれませんが、歳を重ねていくうちに一度開いた毛穴はなかなかふさがらず、よけいに目立つようになってきたのです。
パッケージには「1週間に1度の使用をめどに」と書いてはあっても、「角栓が抜ける快感」を味わいたくて、当時の女子高校生は毎日のスキンケアに毛穴パックを取り入れていたのです。
毎日の鼻パックによって、強いダメージを受けてしまった毛穴は開ききってしまい、歳を重ねても目立ったままです。
鼻パックがいけないということはなく、正しい使い方とパック後の処置をしていればよかったのです。
BUT 当時は角栓が抜ける快感を得るためだけに毎日使い続けてしまった人が多く、歳を重ねた今でも大きく目立つ毛穴と付き合うことになっている人は意外と多いようです。
やっててよかったスキンケアとやらなきゃよかったスキンケアの違いは?
やっててよかったスキンケアとやらなきゃよかったスキンケアに共通していることは、「やるときには肌によいと思っている」ということです。
日焼け止め対策も紫外線が肌に悪いから防御し、鼻パックは角栓を取り除いた方が肌にいいと思ったからスキンケアの一環にしたのでしょう。
「正しいやり方」と「間違ったやり方」
BUT この二つの違いは「正しいやり方」と「間違ったやり方」だったのではないでしょうか。
日焼け止め対策は、帽子や日傘を使って紫外線を防ぐ物理的な方法がメインだったため、間違ったやり方をしても若干日焼けしてしまう程度の問題でした。
BUT 鼻パックはメーカーがより角栓を取れるように工夫して作ったパックを使うため、効果が期待できる一方で、間違った使い方をしてしまうと、デメリットも大きかったのかもしれません。
鼻の毛穴ケア
鼻の毛穴ケアは、ニキビを防ぐためにも大切なスキンケアの一つです。
BUT 毎日の鼻パックは過剰なスキンケアになってしまったのでしょう。
「やらなきゃよかった」と後悔しないためには、正しい方法と過剰にならないケアを心がけることなのかもしれません。
スキンケアをしているときには、きれいになるための努力をしていることになります。
せっかくの努力が無駄にならないようにするためにも、正しい知識と方法を知っておくことが大切です。
ニキビを作る原因について
肌荒れのひとつとしてニキビがありますが、ニキビが出やすい時期は主に思春期に集中するイメージがあります。BUT 女性の場合は思春期を過ぎた後もニキビに悩むケースが珍しくありません。
女性の場合、30代を過ぎたあたりからニキビが出来やすくなるそうです、ニキビの出来やすい原因について解説します。
『ニキビが出来る原因の多くは皮脂が引き起こす』
ニキビの原因として言われているのは皮脂腺から皮脂の分泌が多くなり毛穴を塞いでしまう、塞がれた毛穴に細菌が発生し炎症を起こす、この炎症がニキビに繋がります。
顔洗浄ソープなど体質にあった洗顔剤で顔を洗う習慣をつけることで皮脂による毛穴塞ぎを防ぐことができます。
疲労、睡眠不足によって体内で生成される皮脂が過剰に分泌されニキビ発症につながるケースもあり、睡眠不足はお肌の大敵と言われる所以にもなっています。
ニキビの症状には個人差があり赤い発疹に見えるものや膿を出すものなど様々です。また、ニキビにも黒にきび、白にきびと呼ばれるものがあり発生箇所も顔や背中、肩など発生箇所がマチマチです。
ニキビ効果には充分な睡眠と栄養が必要です、ニキビ予防効果の高い食べ物には亜鉛、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンCなどが効果の期待できる栄養素です。
ニキビ予防に役立つ食品
:亜鉛を多く含む食べ物
体内の亜鉛が不足すると皮膚の炎症、怪我の治癒など回復が遅くなります。
亜鉛の多い食べ物としてはレバー、牛もも肉、牡蠣、大豆、納豆、卵黄
があります。ただし卵黄を摂取する場合はAGEsにならないよう単独で摂取しましょう。牡蠣はなかなか食べる機会のない人には牡蠣エキスを抽出したサプリメントがオススメです。
:ビタミンA
ビタミンは肌を守る役割を持つ栄養素で、その中でもビタミンAが最も効果が高く皮膚細胞を守る作用があります。
ビタミンAは脂溶性ビタミンなので油を使った料理で摂取することができます。
For Example レバー、イカ、人参、パセリ、ウナギ、卵、ほうれん草、春菊、三つ葉など。
普段の食事で手軽にビタミンAを取るには野菜中心の食生活を心がけると良いでしょう。
:ビタミンB
ビタミンBは肌を作るのに必要なビタミンでビタミンAと同様の脂溶性の性質なので料理に使いやすいのが特徴です。ビタミンAと共通の食材がおおくビタミンAを取るとビタミンBも一緒に摂ることになります。
ただし、ビタミンAには魚類は含まれないのでビタミンBを中心に考える場合にはイワシ、鯖、サンマなど食べるとよいです、ビタミンBの摂取でも極力脂を取りたくない人は脂分の少ない舞茸、納豆、モロヘイヤがオススメです、これらの食材は食物繊維も多いので排出物が出やすく腸内を綺麗にする効果があります。
:ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンを生成しメラニンや活性酵素を抑える役割があります、ビタミンAやビタミンBと違い熱に弱く油を使う料理や加熱する料理には向いていないのが特徴です。
ニキビと乾燥肌について
乾燥肌の仕組みとは?
乾燥肌に悩まされている方はとても多いと思います。乾燥肌の悩みとして季節の移り変わり、特に気温差が激しくなる秋から冬に発生しやすくなります。
逆に春から夏にかけては乾燥肌に悩む人も少なくなり日焼け止めなどの肌トラブルの方が深刻な問題となってきます、乾燥肌特有の悩みは肌がカサつく事で衣類とすれて痒い、痒みが止まらずイライラする時間が増えるなどがあるようです。
乾燥肌対策にはまず、乾燥肌の仕組みを知ることが一番です。肌の状態をきちんと把握し、ケアの仕方を一緒に考えていきましょう。
肌の構造
肌の構造は表皮層、真皮層、皮下組織の3つの層からできています。
その中BUT 一番外側の表皮層にある角質層には水分を溜め込む細胞組織が隙間なく埋めつくされており、乾燥肌はその水分が失われることによって起こります。
角質層は、肌から水分が蒸発していくのを防ぎ、外部から異物が入らないように守る働きもあるのです。
乾燥肌になると、水分を保っていた角質層が傷ついてしまい、さらに水分の蒸発を進行させてしまいます。そのため、肌がカサカサとしてしまうのです。肌の乾燥を防ぐには、まず角質層に水分を補給することが基本です。
水分補給の方法
一番良い水分補給の方法は、蒸しタオルを使う方法です。肌へ刺激をかけずにやさしく保湿することができます。また、乾燥肌を根本的に解決するにあたっては、食生活を改善することも重要です。
バランスの良い食事は、血行がよくなり肌を健康にします。これによって肌が適度な水分量を保てるため、乾燥を防ぎ肌ツヤも良くなります。乾燥肌を防ぐために、食生活の改善もはじめてみましょう。
ニキビとアトピー肌の症状について
アトピーと乾燥肌の違いは?
アトピーの肌も乾燥肌と同様、肌表面に潤いがなくカサカサとしている状態が続きます。
ここではアトピーと乾燥肌の違いを簡単にご説明します。
アトピーの肌は、肌の角質層が傷ついており、それによって水分が失われるため、乾燥や痒みなどが起こります。これは乾燥肌でも同じことが言えますが、アトピーはさらに肌へのダメージが深刻なためさまざまな症状があります。
肌の構造
アトピーの原因は遺伝的な要素が大きいと言われています。アトピーで起こりやすい湿疹や炎症などもこれが要因になっています。対して乾燥肌の場合では、遺伝的な要素ではなく、食生活やホルモンバランスの変化など環境が原因の場合がほとんどです。
また、アトピーの場合は保湿などの肌ケアを施しても、色素沈着を引き起こして肌が黒ずんでしまうこともあります。
肌の色素沈着は、肌が外部の刺激から守ろうと皮膚を硬くすることによって起こるため、アトピーはそれだけ肌への刺激が強いということが分かります。
アトピー対策における生活面での工夫
アトピーの対策としては、食事などに気を使い、内蔵機能障害による肌の炎症なども防ぐように気を付けます。
また、保湿の際にも刺激がより少ない化粧水などを選び、なるべく清潔に肌を保つことを心がける必要があります。運動や食生活、入浴で代謝を良くするなど、体質改善から務めることが重要といえるでしょう。
間違ったクレンジングと洗顔方法とは
ニキビをつぶしたらニキビ跡になるかも、なんてわかっていても、つい触って残してしまうのがニキビ跡ですよね。せっかくニキビが治ったと思ったのに、ニキビ跡ができてしまったのではショックです。
ニキビ跡は時間がたてばたつほど消えにくくなるので、早い段階から正しいケア方法で対策を行う必要があります。
そんなニキビ跡ケアにとって、NGなクレンジングと洗顔方法があるのはご存知でしょうか。
あなたのそのクレンジング、大丈夫ですか?
洗浄力が強ければいいというものではない
ニキビ跡ができてしまった場合、それをなんとか落とそうとして、洗浄力の強いクレンジングを選んでしまうかもしれません。BUT 洗浄力が強すぎるクレンジングは考え物です。
洗浄力が強いクレンジング剤は、お肌にとって必要な皮脂も取り去ってしまうためです。
お肌の皮脂にはお肌のバリア機能という大切な役目もあります。これをすべてはぎ取ってしまうので、お肌がもろく、少しの刺激にも弱い肌となってしまいます。
スクラブ入りのものも刺激が強い
ニキビ跡ができている場合、スクラブ入りのものを使って古い角質を少しでも早く落としたい、と考えるかもしれません。BUT スクラブ入りの洗顔料もお肌への負担が大きくなります。
ですので、場合によっては、肌の赤みがますます強くなったり、ニキビを再発してしまうことも。
ニキビ跡ケアとして、古い角質を落とすことは間違っていませんが、あくまでも低刺激のものを選ぶようにして、使用頻度も下げる方がおすすめです。
クレンジングのタイプをどう選ぶ?あなたは間違ってない?
クレンジングで毛穴に詰まった汚れをきちんと落とすことは大切です。クレンジング剤といってもいろいろなタイプのものがありますね。オイル、ジェル、クリーム、ミルクなど、たくさんありますが、ニキビ跡が気になる人におすすめなのはミルクかジェルタイプです。
オイルクレンジングは洗浄力には優れていますが、その分お肌への負担を大きくしてしまいます。そのため、皮脂の取りすぎにつながり、お肌の乾燥を招きかねません。
ニキビ跡ケアとしてのクレンジング注意点
ニキビ跡のためのクレンジングでは、とにかくお肌へのダメージを減らすことが肝心です。ですので、手のひらでしっかり泡立てた泡で、お肌を挟みこむようにやさしく洗浄しましょう。
この時保湿成分の含まれているクレンジングや洗顔を使用するのもおすすめです。
また、アフターケアも大切です。最近はニキビ跡ケアにおすすめな化粧水や美容液も販売されていますので、それらを利用してていねいにお手入れをしてあげましょう。
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