ニキビを作る原因について
肌荒れのひとつとしてニキビがありますが、ニキビが出やすい時期は主に思春期に集中するイメージがあります。BUT 女性の場合は思春期を過ぎた後もニキビに悩むケースが珍しくありません。
女性の場合、30代を過ぎたあたりからニキビが出来やすくなるそうです、ニキビの出来やすい原因について解説します。
『ニキビが出来る原因の多くは皮脂が引き起こす』
ニキビの原因として言われているのは皮脂腺から皮脂の分泌が多くなり毛穴を塞いでしまう、塞がれた毛穴に細菌が発生し炎症を起こす、この炎症がニキビに繋がります。
顔洗浄ソープなど体質にあった洗顔剤で顔を洗う習慣をつけることで皮脂による毛穴塞ぎを防ぐことができます。
疲労、睡眠不足によって体内で生成される皮脂が過剰に分泌されニキビ発症につながるケースもあり、睡眠不足はお肌の大敵と言われる所以にもなっています。
ニキビの症状には個人差があり赤い発疹に見えるものや膿を出すものなど様々です。また、ニキビにも黒にきび、白にきびと呼ばれるものがあり発生箇所も顔や背中、肩など発生箇所がマチマチです。
ニキビ効果には充分な睡眠と栄養が必要です、ニキビ予防効果の高い食べ物には亜鉛、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンCなどが効果の期待できる栄養素です。
ニキビ予防に役立つ食品
:亜鉛を多く含む食べ物
体内の亜鉛が不足すると皮膚の炎症、怪我の治癒など回復が遅くなります。
亜鉛の多い食べ物としてはレバー、牛もも肉、牡蠣、大豆、納豆、卵黄
があります。ただし卵黄を摂取する場合はAGEsにならないよう単独で摂取しましょう。牡蠣はなかなか食べる機会のない人には牡蠣エキスを抽出したサプリメントがオススメです。
:ビタミンA
ビタミンは肌を守る役割を持つ栄養素で、その中でもビタミンAが最も効果が高く皮膚細胞を守る作用があります。
ビタミンAは脂溶性ビタミンなので油を使った料理で摂取することができます。
For Example レバー、イカ、人参、パセリ、ウナギ、卵、ほうれん草、春菊、三つ葉など。
普段の食事で手軽にビタミンAを取るには野菜中心の食生活を心がけると良いでしょう。
:ビタミンB
ビタミンBは肌を作るのに必要なビタミンでビタミンAと同様の脂溶性の性質なので料理に使いやすいのが特徴です。ビタミンAと共通の食材がおおくビタミンAを取るとビタミンBも一緒に摂ることになります。
ただし、ビタミンAには魚類は含まれないのでビタミンBを中心に考える場合にはイワシ、鯖、サンマなど食べるとよいです、ビタミンBの摂取でも極力脂を取りたくない人は脂分の少ない舞茸、納豆、モロヘイヤがオススメです、これらの食材は食物繊維も多いので排出物が出やすく腸内を綺麗にする効果があります。
:ビタミンC
ビタミンCはコラーゲンを生成しメラニンや活性酵素を抑える役割があります、ビタミンAやビタミンBと違い熱に弱く油を使う料理や加熱する料理には向いていないのが特徴です。
ニキビと乾燥肌について
乾燥肌の仕組みとは?
乾燥肌に悩まされている方はとても多いと思います。乾燥肌の悩みとして季節の移り変わり、特に気温差が激しくなる秋から冬に発生しやすくなります。
逆に春から夏にかけては乾燥肌に悩む人も少なくなり日焼け止めなどの肌トラブルの方が深刻な問題となってきます、乾燥肌特有の悩みは肌がカサつく事で衣類とすれて痒い、痒みが止まらずイライラする時間が増えるなどがあるようです。
乾燥肌対策にはまず、乾燥肌の仕組みを知ることが一番です。肌の状態をきちんと把握し、ケアの仕方を一緒に考えていきましょう。
肌の構造
肌の構造は表皮層、真皮層、皮下組織の3つの層からできています。
その中BUT 一番外側の表皮層にある角質層には水分を溜め込む細胞組織が隙間なく埋めつくされており、乾燥肌はその水分が失われることによって起こります。
角質層は、肌から水分が蒸発していくのを防ぎ、外部から異物が入らないように守る働きもあるのです。
乾燥肌になると、水分を保っていた角質層が傷ついてしまい、さらに水分の蒸発を進行させてしまいます。そのため、肌がカサカサとしてしまうのです。肌の乾燥を防ぐには、まず角質層に水分を補給することが基本です。

水分補給の方法
一番良い水分補給の方法は、蒸しタオルを使う方法です。肌へ刺激をかけずにやさしく保湿することができます。また、乾燥肌を根本的に解決するにあたっては、食生活を改善することも重要です。
バランスの良い食事は、血行がよくなり肌を健康にします。これによって肌が適度な水分量を保てるため、乾燥を防ぎ肌ツヤも良くなります。乾燥肌を防ぐために、食生活の改善もはじめてみましょう。
ニキビとアトピー肌の症状について
アトピーと乾燥肌の違いは?
アトピーの肌も乾燥肌と同様、肌表面に潤いがなくカサカサとしている状態が続きます。
ここではアトピーと乾燥肌の違いを簡単にご説明します。
アトピーの肌は、肌の角質層が傷ついており、それによって水分が失われるため、乾燥や痒みなどが起こります。これは乾燥肌でも同じことが言えますが、アトピーはさらに肌へのダメージが深刻なためさまざまな症状があります。
肌の構造
アトピーの原因は遺伝的な要素が大きいと言われています。アトピーで起こりやすい湿疹や炎症などもこれが要因になっています。対して乾燥肌の場合では、遺伝的な要素ではなく、食生活やホルモンバランスの変化など環境が原因の場合がほとんどです。
また、アトピーの場合は保湿などの肌ケアを施しても、色素沈着を引き起こして肌が黒ずんでしまうこともあります。
肌の色素沈着は、肌が外部の刺激から守ろうと皮膚を硬くすることによって起こるため、アトピーはそれだけ肌への刺激が強いということが分かります。
アトピー対策における生活面での工夫
アトピーの対策としては、食事などに気を使い、内蔵機能障害による肌の炎症なども防ぐように気を付けます。
また、保湿の際にも刺激がより少ない化粧水などを選び、なるべく清潔に肌を保つことを心がける必要があります。運動や食生活、入浴で代謝を良くするなど、体質改善から務めることが重要といえるでしょう。
間違ったクレンジングと洗顔方法とは
ニキビをつぶしたらニキビ跡になるかも、なんてわかっていても、つい触って残してしまうのがニキビ跡ですよね。せっかくニキビが治ったと思ったのに、ニキビ跡ができてしまったのではショックです。
ニキビ跡は時間がたてばたつほど消えにくくなるので、早い段階から正しいケア方法で対策を行う必要があります。
そんなニキビ跡ケアにとって、NGなクレンジングと洗顔方法があるのはご存知でしょうか。
あなたのそのクレンジング、大丈夫ですか?
洗浄力が強ければいいというものではない
ニキビ跡ができてしまった場合、それをなんとか落とそうとして、洗浄力の強いクレンジングを選んでしまうかもしれません。BUT 洗浄力が強すぎるクレンジングは考え物です。
洗浄力が強いクレンジング剤は、お肌にとって必要な皮脂も取り去ってしまうためです。
お肌の皮脂にはお肌のバリア機能という大切な役目もあります。これをすべてはぎ取ってしまうので、お肌がもろく、少しの刺激にも弱い肌となってしまいます。
スクラブ入りのものも刺激が強い
ニキビ跡ができている場合、スクラブ入りのものを使って古い角質を少しでも早く落としたい、と考えるかもしれません。BUT スクラブ入りの洗顔料もお肌への負担が大きくなります。
ですので、場合によっては、肌の赤みがますます強くなったり、ニキビを再発してしまうことも。
ニキビ跡ケアとして、古い角質を落とすことは間違っていませんが、あくまでも低刺激のものを選ぶようにして、使用頻度も下げる方がおすすめです。
クレンジングのタイプをどう選ぶ?あなたは間違ってない?
クレンジングで毛穴に詰まった汚れをきちんと落とすことは大切です。クレンジング剤といってもいろいろなタイプのものがありますね。オイル、ジェル、クリーム、ミルクなど、たくさんありますが、ニキビ跡が気になる人におすすめなのはミルクかジェルタイプです。
オイルクレンジングは洗浄力には優れていますが、その分お肌への負担を大きくしてしまいます。そのため、皮脂の取りすぎにつながり、お肌の乾燥を招きかねません。

ニキビ跡ケアとしてのクレンジング注意点
ニキビ跡のためのクレンジングでは、とにかくお肌へのダメージを減らすことが肝心です。ですので、手のひらでしっかり泡立てた泡で、お肌を挟みこむようにやさしく洗浄しましょう。
この時保湿成分の含まれているクレンジングや洗顔を使用するのもおすすめです。
また、アフターケアも大切です。最近はニキビ跡ケアにおすすめな化粧水や美容液も販売されていますので、それらを利用してていねいにお手入れをしてあげましょう。