保湿力のあるセラミド!保湿して健やか角質培養すれば美肌になる?

肌のアンチエイジングや美肌ブログでは、みなさんが必ず目にするかと思うのが「保湿の重要性」です。
確かに粉が吹くほどの乾燥肌は問題だけど、そうでなかったら別にいいんじゃない?と安易に考えないでくださいね。
- 短期的には肌が潤うことで角質がなめらかになり見た目も感触もよくなり、化粧ののりもよくなる
- 長期的には角質層が潤うと肌のバリア機能が上がるため、新しい肌細胞が守られて外的刺激にも負けない角質層が育つ
以上のように、短期的には実際の質感や見た目がよくなり、長期的には肌そのものが生まれ変わるのを手助けしてくれるんです。
この新しい肌を作る行為を「角質培養」といいます。
角質培養ってなに?
角質培養ときくと、なんだか顔を洗わないで角質をため込むことのように聞こえますが違います。
角質培養とは皮膚に古い角質を残すことではありません。
むしろそれでは健やかな肌細胞は育ちません。
正しい角質培養とは、古い角質はしっかり取り除き、保湿成分をしっかりと補給して角質層のバリア機能を高め、新しい肌細胞を大切に育てることです。
また健やかな肌細胞の生成には外側からの保湿だけではなく、ビタミンミ・ネラル・たんぱく質など、肌に必要なものをバランスよく経口摂取すること、適度な運動で新陳代謝を高めること、しっかりと睡眠を摂ることで成長ホルモンの分泌を促すことなどなど、相合的な肌細胞の育成活動が求められます。
ですが、その中でもっとも重要なのが「保湿成分の補給」なのです。なぜなら、どれだけ肌にいいといわれるものを食べて、運動をして、しっかり眠っても、肌のバリア機能が働いていなければ、すべてが水の泡になってしまうからです。
化粧水を塗ってクリームで蓋は意味がない?
まず、化粧水を塗ってクリームを塗ることがダメなわけではありません。
ただ、それでは肌を乾燥から守るのには不十分なので意味がないんです。
大切なのは「何が含まれているか」なんです。
肌のバリア機能の80%の割合を占めるのは、細胞間脂質と呼ばれる保湿成分です。
その細胞間脂質がセラミドです。
セラミドが保湿力NO1と言われるのはこのためです。
なんでもいいからお肌に水分を与えて、油で蓋をしておけばいいのよ~♪という考えががダメな理由は、セラミドは高い抽出技術を求められるため通常の化粧品よりもお値段は高めだからです。
適当な化粧水やクリームにはセラミドは配合されていないか、配合されていてもごく少量なので保湿力はあまり期待できないのです。
セラミドの効果的な補給の仕方
セラミドはもともとお肌に存在する保湿成分ですが、年齢とともに減少しています。
セラミドはコレステロールのような物から作られていますが、セラミドを補おうとしてコレステロールを食べたからと言ってセラミドは増えません。
また、セラミドを食べたからと言って直接肌にいくとは限りません。
残念ですが顔の肌の保湿をメインに考えると、やはり飲んだり食べたりした物からダイレクトに顔の肌だけを潤わせることは難しいです。
お肌の保湿の80%を支えているセラミドは、お肌に直接塗るセラミド配合の化粧品を使うのが一番効果的です。
セラミドの特徴は、もともとお肌にある成分なので刺激がなくお肌に優しいのも魅力です。
セラミドの高い保湿力をお肌にたっぷり補給して、しっかりとお肌を守りましょう♪
セラミド化粧品の選び方は
現在、セラミド配合の化粧品はたくさんあります。
ちょっとスーパーに買い物に出かけただけBUT 「セラミド配合」という言葉はよく見かけるかと思います。
そんなセラミドは水溶性ではないので、化粧水よりも美容液や乳液に配合されています。
中には「植物性由来」などの言葉を添えることで、なんとなく安心できるイメージを持たせたものもあります。
ですが、お肌への効果を考えた場合人の肌に近いセラミドを選ぶことが大切です。
また、セラミドには6種類あるといわれていますが、その中でももっともお肌に必要な効果を発揮してくれるのがセラミド1・2・3・6です。
セラミド配合の化粧品を購入するときは、よく成分表をみてセラミドのタイプをチェックしましょう。
先ほども述べましたが、セラミド配合の化粧品は原価が比較的高い物です。
ですからセラミド配合で安いからお得だと、安易に買わないほうが良い物もあります。
あまりに単価の安い化粧品の場合だと、配合されたセラミドの量がほんのごくわずかで効果が期待できなかったりするからです。
価格が高ければよいわけではありませんが、配合量を考えると3,000円以上を目安にしたら良いかと思います。
ただし、化粧品の総量が20gなどのように少ない美容液などの場合は、2000円ほどでも高い効果が期待できますので、容量と価格の比率もヒントにするとよいでしょう。
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