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桐箪笥のお手入れについて紹介します

    桐箪笥のお手入れについて紹介します

    桐箪笥は、木材の桐で作られている家具で、素材が優れていることから桐が使用されています。

    桐はその構造上、湿気の影響を受けにくく、高湿度や過乾燥下でもあまり伸び縮みせず、柔らかいといった性質を持ちます。

    つまり寸法安定性が優れているので、桐を使えば隙間のない箪笥を作ることができるわけです。

     

    桐箪笥の特徴

    カビの被害を受けにくい

    箪笥に保管する衣類は、湿気の影響を受けてカビが生えたり、臭いが生じるなどの劣化要因が存在します。
    そのため、衣類を預ける家具には、湿気を遠ざける密閉性の高さが求められます。
    桐はまさに箪笥に最適な木材で、衣類の保管のニーズに応えてくれる素材というわけです。

    熱伝導率が低い

    また桐にはもう1つ優れた性質があって、あらゆる木材の中でも圧倒的な熱伝導率の低さを誇ります。

    害虫の被害を受けにくい

    加えて、害虫による食害を防ぐ成分が含まれているので、古くから衣類を保管する箪笥に使われ続けてきたといえるでしょう。

    代々受け継ぐことができる

    耐久性が高く、過酷な環境下でも耐えられますから、数ある桐箪笥の中には代々受け継がれてきたものもあります。

    桐箪笥の特徴

     

    桐の優れた性質

    桐はシソ目キリ科に属する植物のことで、古くは原産国の中国から伝わり、今では北海道以南の広範囲で栽培されています。
    桐の木は高さが10mほどに生長するのが特徴で、6月頃に紫色の花が咲いたり大きな葉をつけます。

    割と発芽率が高く、また生育速度がとても速いこと、種子が飛びやすい点などから野生化しやすいとされます。

    高級木材

    桐は軽く寸法安定性が高いので、家具や箱に楽器など幅広い用途に使われてきました。
    これは湿気を通しにくく、また割れが少ないのも理由で、優れた性質から高級木材の1つに数えられます。
    熱伝導率が低く燃えにくい性質も相まって、昔は金庫の内側に使われていたほどです。

    家紋や貨幣のデザインにも

    このように、人にとって桐は使いやすい木材で、人と関わりの深い植物でもあるといえます。
    例えば、家紋の意匠に使用されていたり、貨幣の表面のデザインにも用いられています。
    価値があるからこそデザインに採り入れられ、身近な存在として愛され続けます。

     

    桐箪笥の分類

    桐箪笥の種類、桐箪笥には大きく分けて、用途別に5つの分類に分けることが可能です。

    和箪笥・衣装箪笥

    着物や和服など大切な衣類を保管する家具のことを、和箪笥や衣装箪笥と呼びます。
    上下に収納スペースが分けられていて、上段が観音開きで下段が引き出しになっています。
    引き出しは2段から3段と少なめですが、その分着物を大きく広げられるので、シワになりにくいメリットがあります。

    整理箪笥(昇り箪笥)

    整理箪笥は昇り箪笥ともいって、上部に小さな引き戸つきのスペースがあるものの、殆どが引き出しの構成です。
    特徴は引き出しの大きさに大小あり、パーツ単位で細かく分けて取り扱えることです。
    引っ越しの機会が多かったり、狭いスペースに設置するのに有効で、引き出しが多いことから小物やアクセサリーの保管にも適します。

    洋服箪笥

    洋服箪笥はその名の通り、洋服を保管するために作られていて、引き戸や観音開きの扉が備わります。
    比較的奥行きがあって、洋服をハンガーに掛けて置いておけることから、コート類などの保管にマッチします。

    小袖箪笥

    小袖箪笥は背が低く洋服向けで、チェストタイプは現代風のコンパクトサイズやデザインなど、時代に合わせて新しい種類も登場しました。

    桐の優れた性質

     

    桐箪笥は防湿と抗菌の2つの相乗効果

    防湿と抗菌

    桐箪笥の特徴、桐で作られている桐箪笥は、湿気に強く衣類を守る性能にも優れます。
    桐自体は水に強く、防湿効果で保管する衣類を守ります。

    更に、セサミンやパウロニンといった抗菌成分を併せ持っているので、ダニやノミが避けられます。
    防湿と抗菌の2つの相乗効果によって、腐朽菌などの発生も抑えられるのが魅力です。

    しかも、防腐剤のタンニンも含まれていますから、とても腐りにくく長寿命に期待できます。

    火災にも強い

    熱伝導率の低さにより発火点が高く燃えにくいので、衣類を火災から守る効果を発揮します。
    多くの木材は100℃台で着火しますが、桐は270℃と高く、また発火点に至っては425℃とかなり高めです。
    過去には、火災で箪笥の表面が黒く炭化していても、内部には変化がなく衣類が守られた事例があります。

    桐箪笥のお手入れ方

    桐箪笥のお手入れ方

    基本の手入れは乾拭き

    基本は木目に沿った乾拭きで、柔らかい布を使って表面を拭くだけでOKです。
    お手入れの際に洗剤や薬品を使ってしまうと、表面にシミができたり変色することがあるので要注意です。

    特に、濡れた雑巾やワックスなどの使用は、劣化を発生させたり促進する要因になります。

    固着している汚れ

    乾拭きで取れない固着している汚れは、目の細かいサンドペーパーで軽く擦って落とします。

    風通しよく

    水に強い木材であっても、やはり長期間風通しの良くない場所に置いておくと、カビが生えてしまうことがあります。

    お部屋の戸や窓は閉めっぱなしではなく、定期的に開けて空気を入れ替えることが大切です。

    衣類の陰干し

    引き出しの中や保管している衣類も、季節の変わり目に出して陰干しするのが良いでしょう。

    箪笥を使わないときは

    箪笥を使わないときは、油単という専用のカバーを掛けておくことで、埃や湿気などの劣化要因から保護できます。

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